skingrowsback(スキングローズバック)は、サドルやフレーム、ハンドルバーに取り付ける、オーストラリア発の「バッグ」のブランドです。その誕生は2006年。創業15年の若いブランドで、シドニーに住むふたりの若者が、地元の宅配業者のためにハンドメイドのバッグやキャリー用品を製造したことがビジネスのスタートとなりました。起業と言えば聞こえは良いですが、なんの実績も後ろ盾もない二人は慎重を期して、顧客の大切な荷を護る丈夫なバッグの開発を心掛けました。この志が、後のskingrowsbackがコンペティターと差別化を図る大きな軸足となります。
宅配用のバッグでノウハウを得たふたりは、シドニーの街中を走り回り、カンガルーを横目にシングルトラックを楽しむサイクリストを目にして、彼らに自分たちの技術を転用した製品を提供することを思いつきます。しかし機能性(=丈夫であること)を突き詰めたノウハウを転用することは、それなりのコストがかかることと同義です。それでも彼らは「丈夫でタフであること」を選択し、これがskingrowsbackの大きな特徴となりました。
次に彼らが考えたのはデザインやカラーバリエーションです。母国オーストラリアのイメージは大切にしたいので、広大な大地や自然が目に浮かぶアースカラー系は外せません。しかしこれだけではどうにも地味です。後発であることは百も承知でしたが、幸いなことに彼らは突飛で奇抜なデザインやカラーを複数投入するセンスは持ち合わせていませんでした。そこで彼らはオーストラリアの太陽や海を印象付けるカラーを1色のみ、各アイテムに忍ばせたのです。他の色とは明らかに異なるカラーに付けられたネーミングは“kawaii”。我々に馴染みのあるネーミングですが、このカラーは日本限定というわけではありません。念のため。
このブランドを紹介する最後に、skingrowsbackのバッグは、丈夫なナイロン素材をメインに使っていること、そして多くのアイテムに「アクアガードジップ」が奢られていることに注目してください。どのアイテムにも、彼らの志である「荷を護る」コンセプトを感じていただけると思います。
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skingrowsbackトップ
LUNCHBOX(ハンドルバーバッグ)
LITTLE LUNCH(小さめのハンドルバーバッグ)
PLAN B(サドルバッグ)
PLAN B MICRON&PLAN B NANO(小さめのサドルバッグ)
WEDGE(トップチューブ/ダウンチューブバッグ)
SNACK STACK(ステム・ハンドルバーバッグ)
AMIGO(トップチューブ上バッグ)