about SCOPE CYCLING

SCOPE CYCLINGは2013年にオランダのアイントホーフェンで創業しました。アイントホーフェンはオランダ中部に位置し、ハイレベルなアートやデザイン、カルチャーを発信する街、デザインキャピタルとしても有名です。そんな流行への感度高い街に拠点を置くSCOPE CYCLING は、全てのモデルをカーボンリムのチューブレスレディホイールであることを軸に、用途やニーズに合わせて、3種類のハイトが異なるリムを用意しています(OFF-ROADのR2.Oを除く)。そしてリムのハイトが異なるサイズでも価格は統一で、分かりやすいラインアップであることも特徴です。
また、SCOPE CYCLINGは技術的にも最先端を行くブランドです。独自開発のダイヤモンドラチェットハブを搭載したフリーボディをはじめ、世界を舞台に戦うプロフェッショナルチームのために、誰もが驚くような新機軸の開発を行う技術力もあります。

2年以上の歳月をかけて、パリ~ルーベのために開発したもの。それは、まさに「発明」でした。

ATOMOZ

2022年パリ~ルーベにてUCIはSCOPE CYCLINGによるタイヤ空気圧管理装置ATMOZの使用を承認しました。​チームDSMは前日の試走までATMOZを使用していたのですが、承認の知らせが届いたタイミングが遅すぎたため、レース本番に使用されることはありませんでした。​

SCOPE CYCLINGが発表したATMOZとは、走行中にバルブを開放しタイヤ空気圧を下げることができ、また空気をタイヤに送り込み、タイヤ空気圧を上げることができる、画期的なタイヤ空気圧コントロールシステムです。手元のワイヤレススイッチとハブの周囲に取付けられた装置によって構成されます。この装置にはあらかじめ15気圧の空気をためておくことができます。リムの空気バルブとチューブで繋がれており、スイッチを操作するとハブに取付けた装置から毎秒 0.5bar分の空気をタイヤに送り込んだり、タイヤの空気を抜くことが可能です。​

パリ~ルーベのようなレースで主流の30mm幅のチューブレスタイヤを装着した場合、パヴェ区間で最適な3.5barの下限圧力と、ターマック区間で最適な5.5barの上限圧力を仮定した場合、リザーバータンクに溜めた空気で8回の膨張と8回の収縮が可能だったのです。

ATMOZの重量は前後でおよそ600gありますが、ATMOZが最も有益であるパリ~ルーベのようなレースでは、重量増はそれほど問題ではありません。​パヴェ区間のような悪路では、重量増加よりもグリップ力や振動吸収による走行効率アップの方が有利に働きます。​

パリ~ルーベのパヴェ区間では適正空気圧のタイヤによってエネルギーロスを削減し、20~30W相当の出力が向上します。レース中のパヴェ区間とターマック区間で、適時タイヤの空気圧を変えることで、パリ~ルーベ全体でライダーに与えるメリットは、平均すると10W相当になります。2022年は実戦に投入されなかったATMOZですが、今年のパリ~ルーベでTeam DSMが使用したのでした。

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