Q GPSと精度のトラブルシューティング

A 実際の位置とGPSによって受信した位置情報には差が出ることがあります

iGPSPORTのGPS位置精度は、約3メートルです。つまり、iGS620 は常に、実際の位置から3メートル以内の位置情報を保存します。

また、iGS620は、1秒ごとにGPS位置情報を記録しており、アクティビティ中に自動一時停止機能(信号停止などに便利)をONにしていないと、実際の移動距離よりも多い距離(1分間で最大180m)を記録する場合があります。GPS信号が受信しにくい場所(※環境要因の発生)では、停止中にさらに多くの距離を記録する場合があります。

※環境要因とは
iGS620の精度に外部から影響を与えるものは環境要因であり、GPS信号の受信が困難となる原因になります。例えば大都市繁華街、大人数での同時使用、トンネル内など、環境要因は多岐にわたります。このような環境下でiGS620を使用すると、デバイスがGPS信号を直接受信することができなくなります。環境要因とは、GPS衛星からiGS620への信号経路を遮るものと考えてください。

GPSと環境要因干渉の例
例1:屋内でのGPS使用
例2:アクティビティ中に一時停止機能を使用せずに立ち止まる場合
例3:環境要因によるGPS信号の歪み

GPSの距離と精度のトラブルシューティング
GPS精度の低下を防ぐためには、その特性を理解すれば、ちょっとした心がけで対策を講じることができます。しかしながら、環境要因を完全に排除することはできませんので、きちっと理解した上でご使用いただくことが肝要です。日常のご使用にあたり、下記の4項目を意識していただければ、iGS620を快適にお使いいただけるはずです。

1 環境要因を減らす
正確なGPSデータを記録するための最初のステップは、環境要因によるGPS信号の歪みを減らすことです。GPSの信号は、地平線上に15度以上の障害物がない場合に最も効果を発揮しますので、アクティビティを記録する際には、以下のような場所や環境は避けると効果的です。
・高い建物
・密集した森林
・峡谷
・人が密集している場所でのGPSの使用
・屋内でのGPSの使用

2 GPSを探す
アクティビティのために移動を開始する前に、衛星と通信するための時間、すなわち最初の測位の時間を確保することが重要です。これはiGPSPORTの製品に限ったことではありませんが、GPSを使った位置情報の特定は、4つの衛星からの受信データが必要です。衛星の位置とiGPSPORT製品の現在位置が、受信に良好な環境であれば、最初の測位にもさほど時間はかかりません。

3 自動一時停止をオンにする
停車中にGPSを記録することは、アクティビティの距離が不正確になる最大の要因のひとつです。iGS620/iGS618では、停止時に一時停止するように設定することで、余分な距離の記録を大幅に減らすことができます。

4 スピードセンサーを搭載する
スピードセンサーを使用すると、距離はスピードセンサーの測定値に基づいて記録されるので記録の精度が上がります。スピードセンサーはオプションでご用意していますが、他社製品でもAnt+やBluetooth搭載であれば問題ありません。

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