KASK アーバンモデル

2021年5月28日

北イタリアのベルガモから、世界中に良質なヘルメットを送り届けるKASK社。KASKは自転車ヘルメット製造のスペシャリストであるイメージが強いですが、自転車用のほかにスキー&スノーボードや馬術のヘルメット、また建設業等の現場で使う安全用ヘルメットの開発製造も行い、それぞれのジャンルで高い評価を得ています。

とりわけ自転車用のヘルメットは、INEOS Grenadiersと共同開発を行い、KASKはヘルメットを通してチームを常勝軍団へと導きました。現在開催中のジロ・デ・イタリア2021でも、エガン・ベルナル選手が個人総合をはじめ、各賞でもトップを狙う勢いです。世界のトップで戦うアスリートの意見がフィードバックされて、一般のサイクリストが手に入れられるKASKのヘルメットは安全で軽量、通気性も抜群で機能的。世界中のサイクリストから高い評価と人気を得ています。そんなプロユースと同じくらい、力を入れて開発しているのがアーバン用ヘルメットです。それはKASKの製品に対するコンセプトが「ヘルメットで安全性を担保する」ことであり、INEOS Grenadiersの選手が無事に栄冠を手にすることと同様、街中のサイクリストにもKASKのヘルメットで安全を提供したい強い想いからです。

2021年4月。KASKはふたつの新しいアーバンユースモデルを発表しました。長引くコロナ禍で、公共交通機関の利用を避け、職場への移動手段に自転車を積極活用するのは世界的なムーブメントのようです。このモデルの誕生は、この機に比較的短距離なライドを始めるユーザーにうってつけのものとなりました。もちろん、スタイリッシュなヘルメットを探し求めていたユーザーからも歓迎されたのです。


MOEBIUS メビウス

街中でスポーツバイクとともに暮らす人々は、自転車のジャンルを問わず、彼らの相棒と素敵なライフスタイルを確立しています。以前に比べればヘルメットの装着率は高くなっている気がしますが、多くのベントホールが開いたロード用のヘルメットと彼らのスタイルは、必ずしも相性が良いとは言えないようです。そこでKASKは彼らのフィールドに溶け込むデザインのヘルメットを開発しました。それがMOEBIUSです。彼らの馬術用ヘルメットをモチーフにしたような斬新なセザイン。用意されたカラーも街の景色に溶け込むような優しい色ばかり。機能的には前後のベントホールをフレッシュエアが通り抜ける構造で、ホールの形状がデザインのアクセントにもなっています。ねじれ衝撃に対する欧州の安全基準WG11も満たし「見かけだけじゃない」ヘルメットです。


URBAN R アーバンアール

眼鏡をかけたまま使用可能なバイザーが付属したURBAN Rは、スーツやジャケットとセットアップできる自転車用ヘルメットとして稀有なモデルです。光沢でグロス仕様の表面は高級感があり、頭頂部に3か所設けられた開閉式アクティブベンチレーションの開度を調節することにより、年間を通して快適かつ安全に使用できます。シティコミューター的に使われるバイクに適したヘルメットで、昨今注目を集めているE-BIKEとの相性も抜群。同じアーバンモデルカテゴリーでありながら、MOEBIUSとは異なるキャラクターをもつURBAN R。頭部のKASKロゴは立体的な3D仕上げで、もちろんねじれ衝撃に対する欧州の安全基準WG11もクリアしています。


■関連記事

サイクリングファンのための情報サイト“cyclowired”
『カスク URBAN R、MOEBIUS シンプルでエレガントなルックスの街乗り用ヘルメット』

KASKオフィシャルサイト
『Urban Model 発表』
You Tube 動画あり(MOEBIUS動画の女性モデルはバイザーを外しています。バイザーの有無でイメージが変わりますので是非ともご覧ください)

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