ARGON 18。無機質なブランド名で、情報が少なく、いつ、どこからやってきたブランドなのか。しかし、UCIワールドチームに機材供給をしているくらいだから、間違いのないバイクなんだろうけど…。
もやもやしたものが付きまとうのも分かります。でもARGON 18は、永い歴史はないものの、今から28年前、カナダのモントリオールで誕生したブランドなのです。創業者は元プロフェッショナルライダーのジェルベー・リュー氏。3度のカナダチャンプを経験し、宇都宮で開催された1990年の世界選手権ロードレースを最後に、選手としてのキャリアを終えました。そうです、創業者は選手で、自らのキャリアを日本で終えたのです。この時ジェルベー・リュー氏が乗っていたバイクがARGON 18。そのARGON 18はなんと、モントリオールのショップブランドでした。
そのジェルベー・リュー氏が、どうしてARGON 18の創業者なのか、どうしてショップブランドで世界を相手に自転車ビジネスを始めたのか、そしてUCIワールドチームをスポンサードするほどになったのか。
ARGON 18について、まずはこのあたりから紐解き、このブランドの素晴らしさを日本のサイクリストに紹介して行きたいと思います。
ARGON 18のオフィシャルサイトがオープンしました。上記のブランドストーリーの続きは、サイト内“ABOUT”のページにて多くの写真とともに紹介しています。ABOUTページに目を通せば、ARGON 18に付きまとった「もやもや」が一掃されるはずです。是非ともご覧ください。