NOVUS BOOST EVO 3D SUPERFLOWは、1994年に誕生して以来、引き継がれてきたNOVUS FAMILYが持つスタイルの正常進化であり、selleITALIA独自のカーボン3Dパッドに磨きをかけた最新のNOVUSです。大胆なカーブのトップが特徴であったNOVUSは、ショート化によってコンパクトな印象が強まりましたが、わずかな湾曲が醸す雰囲気は健在で、美しいシルエットのサドルであることは間違いありません。もちろん、NOVUS BOOST EVO 3D最大の特徴はカーボン3Dパッドで、SLR BOOST 3Dに続いて採用された3Dプリンター技術は、NOVUS BOOSTの基本性能と快適性をアップさせています。
カーボン3Dパッドは革新的な技術で、シェルの上に敷いたパッドに機能性や快適性を持たせています。従来、サドルの機能性は、主にシェルの形状や素材、レール素材に集約されていましたが、カーボン3Dパッドはこれらに続き、サドルの機能を司るポイントとして、今後の展開が楽しみな素材でもあります。
それでは、プロフェッショナルライダーとして多くの機材に接してきた辻 善光さんは、NOVUS BOOSTのカーボン3Dパッドをどう見るか。実は辻さん、元々SLRとFLITEを愛用してきたセライタリスト！ですが、いまはNOVUSがお気に入り。NOVUS BOOST EVO 3D SUPERFLOWにコメントをいただきましたので紹介します。
「写真を仔細に見ると、後方からノーズ方向に向かって柔らかい作りになっていることが分かりますね。このカーボン3Dパッドは上下2層構造で、シェルと接する下部は厚めで硬く、ライダーと接する上部は薄めで柔らかい設計とのこと。そうであれば快適性とレース機材としての性能を両立させた仕様ですね。パワーをかける前乗りのケースではグリップが良く、圧迫感が少ないので男女問わず使うことができると思います。一方、後方に座る通常走行時では安定したペダリングが可能となるでしょうね。このような機能性は、後方が「詰まって」いて、前方は開いているトップの格子状からも見て取れます。そして、この機能性ををデザインとして落とし込んでいるところがいかにもという感じで、トップにグラフィックが無くてもルックスが単調にならなくて良いです。3Dパッドの特徴を上手く活かした、イタリアらしい、そしてselleITALIAらしいデザインであり、これらがNOVUS BOOST EVO 3D SUPERFLOWの魅力だと思います」
サドルは、ここ一番でパワーをかける時にポイントとなるパーツであり、長丁場のレースやロングライドでは快適性も問われるパーツであることを身をもって知っている辻 善光さん。革新的なカーボン3Dパッドの将来に可能性を感じているようです。今回はインプレなしのコメントでしたが、実際に使っていただく機会があれば、使用感をレポートしていただきますのでご期待ください。
さて、NOVUS BOOST EVO 3Dは軽量で剛性のあるカーボンレール、信頼と実績のTi316レールから選ぶことができます。通常モデルのNOVUS BOOST合わせて、充実のNOVUS FAMILYとなりましたが、新たなユーザーもNOVUSを使い続けてきたユーザーにとっても、魅力的な選択肢が増えたことになります。
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NOVUS BOOST EVO 3D KIT CARBONIO SUPERFLOW
販売価格：￥68,200（税込価格）
重量：181g
サイズ：145×245mm
レール素材：+10mm Carbon rail（7x9mm）
トップ素材：Carbon 3Dパッド（2層構造）
カラー：Black
ロード・グラベル用
idmatch L3
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NOVUS BOOST EVO 3D TI316 SUPERFLOW
販売価格：￥51,150（税込価格）
サイズ：145×245mm
レール素材：Ti316（7mm）
トップ素材：Carbon 3Dパッド（2層構造）
カラー：Black
ロード・グラベル用
idmatch L3
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2023年7月24日
